Good for the Future

未来の農

未来の食を支える、農作物の新しい形

流通や保存技術の革新的な向上の中、野菜の価値は、生鮮だけではなくなりつつあります。
冷凍野菜など、野菜のおいしさと栄養を新しい価値としてとらえ、10年先の食卓を彩る取り組みをご紹介します

 

ソノリクブランド発の
「冷凍野菜」

2020年以降「おうちごはん」や「つくりおき」の食トレンドが定着したことで、家庭で手軽に使える冷凍野菜の価値が一層見直されています。また、食品ロスの観点からも、おいしい冷凍野菜の流通が世界的に注目されています。
冷凍野菜は昔に比べて凍結技術が格段に向上したことで、味は生鮮と変わりなく、かつとれたての栄養をそのまま保存することが可能になりました。
生鮮の良さと、冷凍の良さ。両方の価値をお届けすることで、人にも、環境にも優しい農作物の供給を目指します。

※ソノリクの凍結技術
私たちが採用する凍結技術は、真空包装した食材をマイナス30℃の液体(アルコール)で冷凍する手法です。液体は気体に比べ、約20倍の凍結スピードがあります。つまり急速に冷凍をすることで、食材の細胞に発生する氷結晶が最小限になるため、限りなくフレッシュな状態に近い冷凍野菜の生産が可能になりました。

冷凍アスパラガス

アスパラガスは生のまま保存すると、鮮度と栄養がどんどん失われます。冷凍なら、栄養はそのままで美味しさもキープ。

冷凍アスパラガス

調理例

  • 電子レンジで加熱し、サラダや和え物、さまざまな料理のトッピングに。フレッシュなまま冷凍しているので、新鮮なおいしさが楽しめます。
  • 冷凍のまま衣をつけてフライに。
    水はねが少なく、ふっくら仕上がります。
  • 冷凍のまま炒め物やスープに。栄養を逃さずに頂けます。

冷凍オクラ

オクラは旬が大事。外皮が柔らかいタイ産の冷凍オクラなら、とれたての風味と粘りを生きたまま楽しめます。健康づくりにも役立つと言われる、ねばねば野菜をいつでも食卓に。

冷凍オクラ

調理例

  • 電子レンジで加熱し、サラダや和え物、さまざまな料理のトッピングに。フレッシュなまま冷凍しているので、新鮮なおいしさが楽しめます。
  • 冷凍のまま炒め物やスープに。栄養を逃さずに頂けます。

また、日本の植物検疫上、生鮮では輸入できない野菜や果物(ロンコン、ロンガン、サラ、グアバなど) の加工食品化も研究が進んでいます。日本では手に入りにくい農作物のおいしさを新しいパッケージで届けることができたら、タイの生産者にも、私たち消費者にとっても楽しい食のシーンが開けるでしょう。

10年先の農と食を
支えるために

私たちは食べなければ生きていけません。子どもや孫の世代まで続く安定した農業の形を作るためには、私たち消費者だけでなく、タイの畑で農作物を育てる生産者ひとりひとりにも十分にリターンがある産業として成長する必要があります。
ソノリクと契約する約1,000の農家は、農作物を作ることで彼らの生活を豊かにしているし、私たちは彼らの丁寧な仕事のおかげでおいしい野菜を味わうことができる。そうした生産と流通の「共存関係」を築くことがソノリクの役割と考えます。
マーケットの求める水準を踏まえた「生産管理」「技術指導」「商品企画」「物流」「販路開拓・マーケティング」など、タイで生まれた畑の恵みがみなさまの食卓へ届くまでをワンストップで支える企業として、10年、20年先に続く農業の理想形を見据えています。