Story
ストーリー
タイと日本の連携で、
理想の農ビジネスを
農業の実情は、日々変化しています。例えば世界的な気候変動や経済のグローバライゼーションなど。今らしい「食」へ柔軟に向き合い、生産、流通、消費ともに満足できるビジネスを実現します。
ソノリクについて
ソノリクの農業は、1985年、創業者が日本から持ち込んだアスパラガスの種をタイで栽培したことから始まりました。
現地の農家と協力しながら質の良い野菜を作り、日本へ届けるというビジネスチャレンジは当時の円高基調に乗り、バンコク近郊の自然豊かなナコンパトム県で自社農場建設が実現。アスパラガスの輸出を皮切りに、現在はオクラ、マンゴー、ベビーコーンとその規模を広げています。
また、これまでに栽培が成功した生鮮野菜に加えた新しい試みとして、タイの土壌に適した「アスパラガスの新品種開発」「タイ産サツマイモの栽培」を行うなど、その価値をより高めるためのチャレンジを続けています。
「Grown in Thailand」のこだわり
タイで野菜を栽培するのは、日本にはない利点があります。
例えば気候。平均気温30度前後、湿度70%という高温多湿の気候下での農業は、年間を通じて安定した品質を誇る農作物の供給を実現しました。日本では初夏から夏が旬のアスパラやオクラを年間通じて届けることができるのは、タイ産のソノリクブランドだからできるバリューだと自負しています。
また、1985年から続くタイ生産者との信頼関係もソノリクの品質を支える大切な要素。同じアジア圏で暮らす私たち両国は、自然と共存しながら丁寧な仕事を尊ぶ「心くばり」で通じ合うところがあると感じています。
農家に還元できる価値を作るために
日本に限らず多くの農家は、いくら素晴らしい農作物を作っても自分たち独自の販路を持たない限りその価値を適正な価格で売ることができない実情があります。そのため、若い世代が農業や漁業といった一次産業にあこがれを抱くことができなくなっている実情が否めません。
ソノリクは、価値のある農作物を育てる農家にこそ利益を還元したいという思いで、現地に1,000のアライアンスを構築しました。さらに2020年より、日本での流通を支える福岡ソノリクグループの一員になることで、生産から流通までを集約できる農業の理想形を目指しています。
これまでの歩み
- 1985
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日本からアスパラガスの種を持ち込み、農家に栽培依頼を開始
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同年のプラザ合意による円高基調を背景に海外での生鮮野菜栽培に着手し、
日本マーケットで販売するビジネスモデルを確立させることを模索
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日本からアスパラガスの種を持ち込み、農家に栽培依頼を開始
- 1987
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タニヤマサイアム社を設立し、
野菜の加工工場(アスパラガス工場)をタイ国のナコンパトム県に建設 - タイ産アスパラガスの輸出開始
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タニヤマサイアム社を設立し、
- 1994
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- タイ産オクラの輸出開始
- 2000
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- タイ産マンゴーの輸出開始
- 2003
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- マンゴー工場建設
- タイ産マンゴスチン輸出開始
- 2016
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- タイ産ベビーコーンの輸出開始
- 2020
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- 株式会社JALUXからタニヤマサイアムの全株式を株式会社福岡ソノリクへ譲渡
- 2023
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- タニヤマサイアムからソノリクタイランドに社名変更